2011年3月28日月曜日

講談社にとって、夏場の計画停電に伴うクーラーの使用禁止は耐え難い苦痛らしい。(呆)

朝日新聞社が発行する週刊誌「AERA」の表紙が、放射能汚染を面白おかしく煽っていて不謹慎だとして、ネット上で謝罪したらしい。

 東京に放射能がくる|AERA-net.jp
http://www.aera-net.jp/summary/110319_002288.html
http://megalodon.jp/2011-0320-0029-09/www.aera-net.jp/summary/110319_002288.html

確かに、この見出しは誤解を招きかねない。しかし、関東の一部地域では原発事故後、大気中の放射線量が一時上昇したのは事実だった。もっと酷いのは福島県で、福島第一原発から40キロ離れた土壌から高濃度のセシウム137が検出され、最悪の場合、土壌の入れ替えも必要なほど深刻な状況だという。

原発から40キロの土壌、高濃度セシウム 半減期30年
http://www.asahi.com/national/update/0323/TKY201103230215.html
http://megalodon.jp/2011-0323-1312-24/www.asahi.com/national/update/0323/TKY201103230215.html

2ちゃんねるやTwitterの書き込みを見る限りでは、震災発生時から冷静な情報発信と、放射能に関する解説が鋭かったとして、NHKを称賛する声が多かった。逆に、今回の震災で一番不評だったのは、フジサンケイグループをはじめとする(自称)保守系マスコミの報道姿勢であることは明白だろう。中でも産経新聞・読売新聞は、この期に及んで政権批判を展開し菅内閣の打倒を図ろうとしたのだから呆れるほかない。そういうことは、震災が落ち着いてからにしてくれ。フジテレビに至っては、被災地での冷血な取材ぶりや、菅首相会見での報道スタッフの暴言が生放送中の電波に乗って全国に発信されてしまうなど散々だった。

雑誌はどうか。講談社系の週刊現代・日刊ゲンダイのここ数日の主な見出しを見てみると、「クーラーのない生活耐えられますか?」「計画停電で暴動が起きるんじゃないか」「電車通勤できないサラリーマンは虫けらか」etc…「甘えてんじゃねえ!」の一言に尽きる。

しかし、今回の震災での最大の極悪人は、民主党を原発推進政党に転換した張本人であり、地震発生後1週間も雲隠れした小沢一郎である。その小沢一郎であるが、きょう28日に地元・岩手県に入り達増知事と会談、ドヤ顔で政府・東電批判を展開した。「国民の生活が第一」というキャッチフレーズも、今となっては笑い話のタネにもならなくなってしまった。

小沢元代表 岩手県知事と会談
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110328/t10014946781000.html
http://megalodon.jp/2011-0328-2222-09/www3.nhk.or.jp/news/html/20110328/t10014946781000.html

ちなみに、記事の中で小沢が発した「日本沈没」という言葉。どこかで見たことあるな~、と思ったらこれだった。

http://twitpic.com/49vux0