2011年8月6日土曜日

【新人OLと仲良くなれる8つの方法+4】(12) 意中の美女には近づくな!

「今、何とか落としたいアラサー女性がいます。行きつけのバーの雇われ店主です。私と同じように彼女を狙っている常連は、少なく見積もって4人。ライバルに勝ちたい」(都内在住のTさん=41歳)

私が最も得意とする分野の相談です。その彼女は元モデルのOLさんで、自他ともに認める美貌の持ち主だとか。言えることはただひとつ。チヤホヤされるのに慣れている女性を口説くには、「むやみにお近づきになってはダメ」。

彼女が立つカウンターの周りでは、ライバルたちが陣取り合戦を繰り広げているようですが、Tさんはその輪に加わってはいけません。生まれた時からチヤホヤされ続けていたら、誰だって「自分は特別」とうぬぼれてしまいます。なので、自分になびかない特異な男性には「なんで?」と疑問を持ち、気になって仕方がありません。ライバルと同じ行動をするのではなく逆の行動をして気を引く。Tさんが取るべき戦法は、いたって簡単です。

具体的には、店主からなるべく離れた位置のカウンター席に座るのがベター。そこで、店のほかの女性スタッフと雑談し、楽しく盛り上がっちゃいましょう! 「何で私じゃないの?」 いつもスポットライトの中心でいたい店主の彼女は、ジェラシーを感じる。そうしたらシメたもの。「どうも初めまして」と、彼女の方から距離を縮めてくるかもしれません。でも、そこでははしゃいじゃダメ。淡々と「君は大勢いる女性の中のひとり」という態度で、余裕を持って接し続けられるかどうか。最後は我慢比べです。 (おわり)


☆わたなべ・のりこ 10代で水商売の世界へ。さまざまな恋愛や人間関係の経験をもとにセラピストとして独立。現在は恋愛、結婚、夫婦問題のカウンセリングや講演などを行う。公式ブログhttp://ameblo.jp/liberation-heart/


~日刊ゲンダイ 2011年6月29日付掲載~